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クリニックが採用サイトで応募を集める方法とは?ポイントと成功事例を紹介

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こんにちは。株式会社メディカルリンクのクリニック採用コラム編集部です。

「求人を出しても良い人材が集まらない」「採用サイトを作れば人材が集まるのか?」といった悩みを抱えているクリニックも多いのではないでしょうか。採用サイトは、求職者とクリニックの架け橋となる重要なプラットフォームです。近年では、採用サイトを構築するクリニックが増加しています。しかし、初めて採用サイト制作を試みる場合、どのように作ればいいのか迷ってしまうかもしれません。

この記事では、クリニックが採用サイトで応募を集める方法について、ポイントと成功事例を踏まえて、詳しく解説します。

この記事はこんな先生にオススメ!
  • 採用サイトで応募を集める方法を知りたい
  • 採用サイトの運用のポイントを知りたい
  • 採用サイトの運用・成功事例を知りたい
ラリホ

採用サイトは制作しただけではなく、正しい運用をする事で効果を発揮します!

目次

なぜ採用に特化したサイトが必要なのか

採用サイトとは、文字通り「採用に特化した情報を発信するWebサイト」のことを指します。 
採用における情報を魅力的に伝えることで、求職者の志望度を高め、質の良い応募を獲得することを目的としています。

一般的なクリニックHPとは異なり、採用サイトのターゲットは、クリニックの求人に興味がある求職者になります。「募集要項」、「職種」、「院長挨拶」、「選考ステップ」、「福利厚生」、「スタッフの声」などの、求職者が欲しい情報+医院の魅力を発信することで、求職者にクリニックの理解を深めてもらうことを目的としています。

求職者目線でニーズのあるコンテンツを充実することで、コーポレートサイトでは実現が難しい、求職者にピンポイントで強く刺さるサイトを作成することが可能です。 

採用サイトの主なメリットを下記にまとめました。

  • 求職者の志望度を高められる:求人広告は文字数制限などがあり、掲載できる写真の数なども限られるため、提供できる情報が限定されてしまいます。一方で採用サイトは情報の制限はありません。伝え切れなかったこともしっかりスペースを使って提供できます。
  • 入社後のミスマッチを防げる:採用サイトがあれば、職場のこと、仕事風景、仕事仲間などを写真付きで紹介できるため、求職者はイメージしやすくなり早期退職などを防ぐことができます。
  • 応募者の増加:自社の採用サイトに直接応募者が集まるため、求人広告費を抑えながら多くの応募を集めることができます。
  • コストの削減:求人広告費や人材紹介会社への手数料などのコストを削減できます。

採用サイトを最大限活かす方法

採用サイトでは、流入経路や応募への導線を意識することも大切です。求職者の多くは採用サイトを直接訪問するのではなく、ホームページや求人サイト、SNSを経由してたどり着きます。

1番重要な事はホームページからのリンク動線

クリニックのホームページから、採用サイトへの導線をしっかりと設計することは、求職者のスムーズな遷移を促し、応募率向上に繋がります。後述しますが、現代の求職者はIndeedなどの求人媒体でクリニックを複数院認知した後は、必ずそれぞれのクリニックのホームページを見に行きます。そこにスムーズに採用サイトへ誘導する導線作りを行うことが大切です。

ここで重要なのは、クリニックのホームページから採用サイトへの導線が分かりやすいかどうかです。例えば、ヘッダーやフッター、グローバルナビゲーションなど、求職者が探しやすい場所に導線を設けることが遷移数の増加につながります。

ホームページのファーストビューの下にバナー画像を設置してリンクさせるなど工夫は様々あります。

求職者の動線を意識

検索や他のサイトからどのように採用サイトに誘導するのか、また出口となる応募ページをどこに置くのか、ということも意識する必要があります。

効果的な導線を考えなければならず、求職者がどこに採用サイトがあるかわかりづらい・サイト内が複雑で面倒といった感情をもった場合、離脱してしまうこともあるでしょう。

せっかく時間とお金をかけて作ったサイトがWeb上でポツンと浮いてしまわないよう、他の採用メディア・ツールからの適切な導線や誘導手段を検討していく必要があります。

採用サイトのSEO効果は期待できない

採用サイトでありがちな失敗のひとつは、採用サイトへの誘導手段が不足しているため、アクセスが思うように集まらないことです。

採用サイトを制作する際には、主にクリニック名でWeb検索をする求職者を引き寄せるためにSEO対策を施すことも重要ですが、SEOの効果はすぐには現れないことが多いです。また、クリニック名が知られていない場合、そもそもクリニック名で検索されるとは限りません。

やらなくていい訳ではないが、採用サイト自体の上位表示には効果が乏しい

一般的に、採用サイトはコーポレートサイトと比較して、SEO対策の優先度が低いとされています。

想像してみるとよりイメージが付きます。

突然、「クリニック名 採用サイト」「クリニック名 求人」などの検索ワードでダイレクトに検索する求職者はほとんどいません。他媒体(Indeed・ジョブメドレーなど)でクリニック名を認知した後は、結局クリニックホームページ自体に辿り着きます。

また、「地域名 採用」の検索ワードでは大手求人媒体(Indeed・スタンバイ・求人ボックス)などの専門媒体が上位表示され、その媒体のSEOパワーは非常に強いため、わざわざそこに勝ちに行く必要性はかなり低くなります。

【重要】求職者の応募に至るまでの行動パターン

求職者は、求人情報に触れることから、実際に応募するまで、様々な行動を取ります。この一連の流れを理解し、各段階における求職者の心理や行動に合わせた対応を行うことが、効果的な採用活動へとつながります。

①求人媒体で認知

まず、求職者は、転職サイトや求人広告など、様々なチャネルを通じて求人情報に接します。この際、職種、地域、待遇など、求める条件に合わせたキーワードで検索を行い、自身の希望に合う求人を探し出そうとします。


②クリニックを複数ピックアップ

次に、求職者は複数のクリニックの求人情報を比較検討し、興味のあるクリニックをピックアップします。この時点では複数の応募候補をリストアップし、その後関心順に指名検索を行います。


③指名検索でクリニックを調べる

クリニックに興味を持った求職者はクリニック名で検索を行い、より詳細な情報を収集します。この段階で、さらに、インターネット上の口コミや、実際に働いている人の声などを参考に、クリニックの評判を調査、比較する人もいます。


④クリニックHPの採用情報を調べる

その後、求職者はホームページ内の採用情報を開き、職務内容、給与、福利厚生など、求人内容を詳細に確認するとともに、応募方法や必要書類などを確認し、応募の準備を進めます。

⑤採用サイトによって直接応募まで繋げる

人材紹介や広告だけでの採用活動は常に多額の手数料や広告費が発生してしまいます。一方、採用サイトは制作時にコストがかかるものの、このコストを抑えることができます。

人材紹介会社を通した採用では、採用者の年収の20~30%を紹介手数料として支払う場合が一般的です。例えば年収500万円の場合、1人当たり100~150万円もの仲介手数料が発生してしまいます。

しかし採用サイトを運用していると、自社を知ってもらった後に直接エントリーされるケースがあり、この場合1人につき100万円の採用コスト削減ができます。


採用サイトがなければ結局人材紹介を通じて応募が来ることも

採用サイトのような採用窓口を設けておくことは、例えば何か求人サイトなどでクリニックを知った求職者に対して、仲介業者に依存せずともエントリーを獲得できるきっかけになります。

もちろんエントリー方法は求職者次第なので、毎回コストカットが見込めるわけではありませんが、上で説明したように導線を工夫することで、採用のコストカットの最適化を目指すことができます。

採用サイトに必要なコンテンツ

院長メッセージ

役割: クリニックの理念やビジョン、経営方針を伝えることで、応募者にクリニックの雰囲気や働きがいを理解してもらいます。また、患者向けではなく求職者向けのメッセージを載せる事で応募への安心感を与えます。

効果的なコンテンツ例

  • 分かりやすく読みやすい文章にする。
  • 院長の働く想いや人柄が伝わるように書く。
  • 写真や動画を活用して、より親しみやすい印象を与える。

スタッフインタビュー

役割: 実際に働いているスタッフの声を紹介することで、応募者にクリニックの職場環境や働きがいを理解してもらう。求職者に対して絶大な効果を示すため、採用サイトを作るなら必ず盛り込みたいコンテンツです。

効果的なコンテンツ例

  • 様々な職種のスタッフを取材する。
  • 良いところだけでなく、大変なところも正直に話す。
  • 写真や動画を活用して、より臨場感のあるインタビューにする。

求める人物像

役割: クリニックが求める人物像を明確にすることで、応募者に自分の適性を判断してもらいます。ミスマッチを減らし、入職後の離職予防の確率を上げます。

効果的なコンテンツ例

  • 具体的なスキルや経験だけでなく、人物像や価値観なども記述する。
  • ベテラン求職者だけでなく、新卒求職者にもアピールできる内容にする。
  • 多様性のある人材を求めていることをアピールする。

各職種の詳しい募集要項

役割: 募集する職種を明確に示すことで、応募者が希望する職種を見つけやすくする。

効果的なコンテンツ例

  • 各職種の業務内容や求められるスキルを具体的に説明する。
  • それぞれの職種のキャリアパスについても示す。
  • 求人条件を明確に示す。

独自エントリーフォーム(PDF添付可)

役割: 採用サイトに応募フォームを設置し、履歴書をPDFで事前に送付できるようにすることで、クリニック側と求職者側の双方に多くのメリットがある。求職者としては、単純に、郵送の手間などが省け、オンライン上で簡単に応募手続きを進めることができる。またクリニック側も面接を行うか、履歴書を見てから判断できるなど、選考フローが柔軟に設計できます。

採用サイトで成功するポイント

採用サイトの運用を成功させる(直接応募を獲得し、活躍する人材を採用する)には、実際に運用に成功しているサイトを参考にすることも大切です。

良い点を自社の採用サイトにも活用すると、クオリティの高いコンテンツが制作できます。まずは、採用サイトの成功事例を見てみましょう。


HP内にバナー画像を設置し、求職者に分かるように

求人バナーとは、求人情報が記載されているサイトに繋がる画像のことです。給与や勤務時間のような具体的な募集条件を記載するのではなく、人材を募集していることや企業の雰囲気を伝えるような画像が多いです。

求人バナーの目的は、求職者の目に留まり、求人情報が記載されている採用サイト等に遷移してもらうことにあります。魅力的な求人バナーは、ホームページやランディングページから求人の閲覧数を集めやすくなるでしょう。


採用サイトに「当サイトからの応募を優先」と記載

人材紹介会社に支払う手数料は、クリニックにとって大きな負担となります。直接応募を増やすことで、このコストを削減できます。また採用サイトで直接応募を誘導することで、志望度の確認、ミスマッチ防止など、様々なメリットを得ることができます。

求職者にとってみれば、採用サイトを閉じて人材紹介を使って面接応募をするよりも勇気を出して直接応募した方が優先して採用させるならば、その採用サイトから応募するインセンティブが高くなります。

入職祝い金の設定も効果あり

入職祝い金の設定は、採用活動において有効な手段の一つです。他のクリニックとの差別化を図り、応募者の興味を強く引き付けることができます。

採用サイトに流入してきたユーザーの背中を押す、強力な施策になります。メディカルリンクが制作した採用サイトの中でも、入職祝い金を設定しているクリニックは優位に直接応募が多く、有効なノウハウとなります。

求人媒体で認知を確保する

まずはクリニック名を知ってもらい、興味を持ってもらう対策です。

クリニックの採用サイトを立ち上げたとしても、よほど知名度がない限り、院名検索やSNS経由でアクセスを集めることは簡単ではありません。そのため認知を獲得するために求人媒体を活用することが有効です。

求人媒体には、多種多様な求職者が集まっています。看護師、事務職など、クリニックが求める人材を効率的に探し出すことができます。また、求人媒体への掲載は、比較的短期間で多くの応募を集めることがでることも強いメリットになっています。

採用サイト成功事例

あかちゃんとこどものクリニック

採用コストの高さや、ミスマッチによる離職といった問題は、多くの開業医が抱える共通の課題と言えるでしょう。あかちゃんとこどものクリニック様の事例でも、同様に高額な求人広告費をかけなければ、なかなか応募が集まらないという状況がありました。

また、いざ採用したスタッフ同士の人間関係がうまくいかず、職場環境が悪化するといった懸念も、クリニックの採用活動を難しくしている要因の一つです。コスト削減と人材の質向上を両立させるためには、様々な施策を組み合わせることが重要であったケースです。

本事例における成功ポイント

  • 費用対効果の高さ:個人開業医にとって、高額な採用コストは大きな負担となります。採用ページは、費用対効果が高く、特に開業初期のクリニックにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
  • 短期間での効果: 公開10ヶ月で30人の直接応募があったことで、採用サイトの有効性を裏付けています。
  • デザインの自由度:写真撮影代行や、ターゲット層に合わせたカラー設定など、クリニックの個性を表現できるデザインが魅力的となっています。
  • オールインワンサービス:フォーマットへの入力だけでサイトが完成する手軽さは、忙しい院長先生にとって大きなメリットとなっています。

まとめ

採用サイトは他のホームページと違い、求職者に特化したホームページです。本記事で紹介したポイントを押さえ、自院に合った採用サイトを作成することで、多くの応募者を集めることに繋がります。医療業界の求人に対する有効求人倍率は非常に高く、特別な取り組みを行わなければ、クリニックに資質の高いスタッフが集まることは難しいのが現状です。その解決策として、ぜひ採用サイト制作を取り入れてみてはいかがでしょうか。

クリニック採用はメディカルリンクにお任せ

株式会社メディカルリンクは、クリニック特化の採用サイト制作事業を行っており、採用コストを抑え・応募人材の質の向上に繋がるサイト制作が可能です。

メディカルリンクに相談するメリット

  • 豊富な経験と実績
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パッケージ型のサイト提供であるため、他院で効果の出ているモデルをそのまま導入可能です。外部サイトとして導入し、クリニック公式ホームページとリンクを繋ぐ事で採用において絶大な効果をもたらします。


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サービス説明資料
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<内容>

  • サービス概要
  • パッケージ型作用サイトの機能
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サービスについての無料相談

サービス導入について気になる方に向けて、無料相談会を実施しています。
クリニック向け採用サイト制作サービスについて、Web面談でご説明させて頂きます。
採用LP職種特化型採用サイトについても承っていますので、お気軽にご相談ください。

下記より都合の良い日時をお選び下さい。

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この記事の執筆者

ラリホのアバター ラリホ サイト制作ディレクター

株式会社メディカルリンク代表。現役臨床医。医学部卒後はエンジニア兼医師として採用ソリューション事業開発に従事。後に、メディカルリンクを創業。得意領域はサイト開発、競合分析。社内では制作ディレクションを行う。

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