採用サイト制作の無料相談

クリニック採用サイトでどれくらい直接応募が増える?事例も併せて紹介

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こんにちは。株式会社メディカルリンクのクリニック採用コラム編集部です。

昨今、採用サイト経由の直接応募が増加傾向にあります。直接応募は、求職者にとってはクリニックへの熱意を直接伝えられる機会であり、クリニックにとっては採用コストの削減やミスマッチの防止に繋がるなど、双方にとって大きなメリットがあります。

本記事では、採用サイト経由の直接応募数を効果的に増やすための具体的な方法を解説いたします。

この記事はこんな先生にオススメ!
  • 求職者の応募導線が知りたい
  • 採用サイトの仕組みを知りたい
  • 直接応募が増える採用施策を知りたい
ラリホ

実際に弊社で計測している具体例についても紹介します!

目次

従来の求職者の応募動線

これまで、求職者が転職を考える際、どのような経路をたどってきたのでしょうか。

多くの場合、人材紹介会社や求人媒体を利用し、給与や勤務地などの条件面を比較検討することからスタートしていました。この従来の応募動線には、いくつかの特徴的なポイントがあります

人材紹介 or 求人媒体で単純な条件比較

まず、求職者は人材紹介会社に登録したり、求人媒体を閲覧したりして、希望する求人を探します。この段階では、給与、勤務地、休日などの「単純な条件」で求人を比較することが一般的でした。オフラインでの「信用」が重視される傾向が強く、人材紹介会社のエージェントの推薦や意見が、応募先を決める大きな判断材料となっていました。そのため、求職者自身が積極的に情報収集を行い、能動的に医療機関を探すケースは多くありませんでした。

新しい応募動線について

先ほど、従来の求職者の応募動線について解説しました。

人材紹介会社や求人媒体への依存度が高く、受動的なスタイルが主流だったことがお分かりいただけたと思います。しかし、近年、Webの発達とスマートフォンの台頭によって、この状況は大きく変わりつつあります。

1. アグリゲーション型求人媒体 or ジョブメドレーなどでクリニックを知る

まず、求職者はIndeedや求人ボックスなどのアグリゲーション型求人媒体や、医療系に特化したジョブメドレーのような媒体を通じて、クリニックの存在を知ります。スマートフォンの普及により、求職者はいつでもどこでも、手軽に求人情報を検索できるようになりました。「片手一つで充分に情報を得られる時代」になったことで、情報収集のハードルが格段に下がったと言えるでしょう。

2. クリニックホームページの採用情報を調べる

興味を持ったクリニックが見つかると、次に求職者はそのクリニックのホームページを訪れ、採用情報を確認します。特に、自分が本気で働きたいと考える求職者ほど、この段階で詳細な情報を求める傾向があります。「どんなクリニックか?」「どんな院長か?」「募集要項に相違はないか?」など、求人媒体の情報だけでは分からない、より深い情報を積極的に収集しようとします。

3. 複数院を比較検討

そして、複数のクリニックの情報を集め、比較検討を行います。この際、給与や勤務地などの条件面だけでなく、理念、価値観、職場の雰囲気といった情報も、スマートフォンを使って収集されるようになります。求職者は、より多角的な視点で、自分に合った職場を探そうとしているのです。

最終的に、自分に最適だと判断したクリニックに応募し、面接を経て入職となります。情報リテラシーの高い求職者ほど、事前にしっかりと情報を調べ、納得した上で応募する傾向があります。

「簡単に比較検討されてしまう時代」で勝つためには?

この新しい応募動線の特徴は、求職者が、自ら積極的に情報収集を行い、複数の選択肢を比較検討する点にあります。これはつまり、クリニック側にとっては「簡単に比較検討されてしまう時代」になったことを意味します。

そのため、他院に勝る採用ブランディングと積極的な情報発信が不可欠です。自院の魅力を明確に打ち出し、求職者が求める情報を分かりやすく提供することが、採用成功への近道となるでしょう。

求職者の応募フローをまとめた図

採用サイトへの流入を最大化!効果的な施策と非効率な施策をそれぞれ解説

優秀な人材を獲得するためには、自社の採用サイトへの流入数を増やすことが重要です。

しかし、具体的にどのような施策が効果的なのでしょうか?闇雲に対策を講じても、時間とコストの無駄になってしまう可能性があります。

最も効率的な施策:公式HP経由の採用サイト流入を増やす

まず、最も重要なことは、求職者との接点を増やし、クリニックの存在を知ってもらうことです。

具体的にどのような施策が効果的なのでしょうか?画像では、特に効果が見込める4つの施策しますします。

公式ホームページから採用サイトへのリンク設置

これは、最も基本的かつ重要な施策です。公式ホームページのトップページなど、目立つ場所に採用サイトへのリンクを設置しましょう。特に、オリジナルのバナーを目立つ場所に掲載することで、求職者の目を引き、効果的に採用サイトへ誘導できます。

アグリゲーション型求人媒体への掲載

Indeedや求人ボックスなどのアグリゲーション型求人媒体に掲載することも効果的です。特に、採用サイトを持っている場合は、広告課金を行うことで、費用対効果の高い採用活動が期待できます。求人媒体からの流入を、採用サイトへ繋げることができるからです。

公式LINEで「採用サイトの存在」を告知

公式LINEアカウントを運用している場合は、「採用サイトの存在」を告知しましょう。直接的な求人募集は敬遠される可能性もありますが、採用サイトの告知であれば、興味がある人だけがアクセスしてくれるため、効果的です。

SNS広告(meta) の活用

FacebookやInstagramなどのSNS広告(meta広告)も有効な手段です。広告の遷移先を採用サイトに設定することで、潜在層へのアプローチが可能になります。クリニックに興味を持つ可能性のある求職者に、効率的に情報を届けることができます。

露出を増やす施策:真ん中列中段

非効率的な施策

例えば採用サイト自体のSEO評価を高める対策」が挙げられます。

その理由として、以下の2点が挙げられます。

指名検索以外では大手求人媒体には検索順位で勝てない

大手求人媒体(Indeed・求人ボックス・ジョブメドレー)と指名検索以外で検索順位を争うことは膨大な時間と資金が必要になるため、費用対効果が絶望的に悪くなります。

指名検索とは

検索ワードに事業体名を含めて検索されること。
Google検索で「クリニック名 採用」のようなワードで検索されること。「地域名 看護師 採用」等は指名検索とは呼ばない。

そもそも、求職者は前述のように特定のクリニックに狙いをつけていきなり指名検索で情報収集をする訳ではありません。まずは求人媒体でクリニック名を認知してから指名検索に入ります。

したがって、指名検索以外で大手求人媒体とSEO順位を競う事は「コストがかかるも成果を改善しない」施策となります。

指名検索する層はクリニックHPを確認し、採用サイトへの流入が見込める

指名検索される場合であっても、必ずホームページもしくは採用サイトに流入する流れになります。ホームページに流入すれば、ホームページ内の「採用情報」や「求人はこちら」等のリンクボタンから採用サイトに結局流入する事になります。

したがって、指名検索される場合に採用サイトが必ず検索上位に来なくともホームページからリンク導線で繋げていれば採用サイトへの流入は達成できる事となります。

上記2点を説明しましたが、結論、SEO対策に注力するよりも他の効果的な施策に注力する方が費用対効果が高いと言えるケースが多いためです。

<ここまで読んで下さっている先生方へお伝えしたい事>

この記事を読んでいる先生は「労務を今より改善したい…!」という気持ちがきっとあるかと思います。株式会社メディカルリンクはクリニック向けに「パッケージ型採用サイト」を提供しております。弊社は競合他社の半額以下「競合の2倍以上のコンテンツ・充実した更新機能・SNS連携・独自エントリーフォーム機能」など成果の出せる採用サイト制作に拘っております。プロの用意した原稿テンプレも豊富に用意があり、忙しい先生でも少しの時間で使えるサイトを導入可能です。採用サイトについての無料相談を行なっていますので、気になる方はぜひお待ちしています。

採用サイトで直接応募させる仕組み

採用サイトからの直接応募を増やすためには、「仕組み」づくりが重要です。求職者を惹きつけ、スムーズに応募へ繋げるための3つの施策を解説します。

魅力的なコンテンツとサイト設計

  • 求職者が求める情報を網羅:「スタッフインタビュー」「福利厚生」「数字で見るクリニック」など、多様なコンテンツで求職者の知りたい情報を提供。
  • 2クリック以内で目的の情報へ:主要コンテンツへのリンクを目立つ場所に設置、設計。

応募しやすい独自フォーム

  • 詳細な情報入力欄:連絡先だけでなく、職歴やスキル、自己PRなど、十分な情報を入力できるフォームで、応募への不安を解消。
  • PDF添付機能:履歴書を事前に送付できる機能で、選考をスムーズに。

効果的なバナー誘導

  • オリジナルバナー:公式ホームページの目立つ場所に、採用サイトへの誘導バナーを設置。
  • 設置場所はファーストビュー直下:効果的に採用サイトへ誘導。バナーに「こちらからご応募いただいた方を優先して対応いたします」などの文言を記載することで、応募の後押しに。
採用サイトへの流入を促すバナーロゴ例

具体的なコスト比較

採用サイト

  • 初期制作費用:40万円~100万円
  • サイト年間保守料:6万円~20万円
  • 5年間のコスト総額:約100万円~130万円

従来の採用手法

  • 直接応募:0円
  • 求人媒体:5万円~(1掲載あたり)
  • 人材紹介:75万円~(年収の30%~35%程度)
  • 年間採用コスト:人材紹介経由の採用数に大きく左右される

上記の数値を基に、採用サイト導入による損益分岐点を考えてみましょう。

仮に、採用サイトの導入により、人材紹介会社を通さずに、年間1人でも採用できれば、多くの場合、採用サイトへの投資は十分にペイできる計算になります。

  • 人材紹介を利用した場合の平均的な採用コスト: 年収400万円の人材を採用する場合、人材紹介会社への手数料は120万円~140万円(年収の30%~35%)程度になります。
  • 採用サイトの5年間のコスト総額: 約100万円~130万円

つまり、5年間で人材紹介会社を通さずに1人でも採用できれば、採用サイトへの投資は十分に回収できると言えます。さらに、2人、3人と採用できれば、その分のコスト削減効果はさらに大きくなります。

長期的なコスト削減効果

仮に現在は人材紹介会社を利用していなかったとしても、今後、採用難易度が高まった場合や、急な欠員が出た場合に、人材紹介会社の利用を検討する可能性は十分にあります。

採用サイトを構築しておくことで、将来的に人材紹介会社を利用する可能性を減らし、長期的なコスト削減に繋がることも期待できます。特に、年間1人以上の採用を継続的に行うクリニックや、将来的に採用活動を強化したいと考えているクリニックにとって、採用サイトは採用戦略における強力な武器となり得ます。

採用サイト導入事例の全体像

実際のデータから見ていきましょう。若手層からの応募状況や、応募書類の傾向など、気になる結果をまとめました。採用戦略のヒントになれば幸いです。

  • 直接応募者の平均年齢は32.7歳
  • 20-30代の若手層が全体の86%を占めており、若手人材の採用に効果的
  • 約70%がPDF化された履歴書を添付しており、質の高い応募者が多い傾向

考察

  • 採用サイトは、特に若手人材の採用に効果を発揮することがデータから裏付けられる
  • 多くの応募者が事前にPDF化した履歴書を準備しており、採用活動の効率化にも寄与している

実際の導入事例のコスト削減事例

  • 種別: 都内保険診療クリニック (1院)
  • 開業: 2021年
  • 立地: JR駅 徒歩5分以内
  • サイト公開: 2023年

採用サイト導入前の課題

このクリニックでは、採用サイト導入前、以下のような課題を抱えていました。

  • 直接応募がほぼゼロ:求人媒体への依存度が高く、自院への直接応募はほとんどない状況でした。
  • ジョブメドレーに依存した看護師採用:看護師採用は、求人媒体のジョブメドレーに頼っていました。
  • 若年層の離職率の高さ:ジョブメドレー経由で採用したスタッフは、若い女性が多く、定着率が低いという課題がありました。結果として、単発的な採用を繰り返さざるを得ない状況に陥っていました。
  • 高い年間採用コスト:上記のような状況から、年間採用コストは150万円にも上っていました。
  • 分院展開の障壁:将来的な分院展開を視野に入れていたものの、高い採用コストが懸念材料となっていました。

採用サイト導入後の変化

  • 直接応募数が大幅増加:採用サイト公開後、わずか10ヶ月で30名以上の直接応募を獲得しました。
  • ジョブメドレー経由の看護師採用ゼロ:採用サイト経由で必要な人材を確保できるようになったため、ジョブメドレー経由の看護師採用はゼロになりました。
  • 年間採用コストの大幅削減:これらの変化により、年間採用コストは130万円以上削減されました。

採用サイトの具体的な運用方法

再掲:採用サイトの効果を最大化

そもそも、最初から「クリニック名 採用」といったキーワードで検索する求職者はほとんどいません。 このような検索行動(いわゆる「指名検索」)は、既にそのクリニックに興味を持っている、あるいは認知している場合に限られます。

また、現在の検索エンジンでは、Indeedや求人ボックスなどの大手求人検索エンジンが上位を占めており、個別の採用サイトがSEOで上位表示されることは極めて難しいです。そのため、「認知施策」と「成約施策」は分けて考える事が重要です。

求職者のフロー

では、求職者はどのようにしてクリニックの採用情報にたどり着くのでしょうか?その典型的な行動フローは以下の通りです。

  1. 認知: Indeed、求人ボックス、ジョブメドレーなどの求人媒体で、希望する条件に合致するクリニックの求人情報を発見します。
  2. 情報収集: 興味を持ったクリニックのホームページを訪問し、さらに詳しい情報を確認します。
  3. 応募検討: ホームページ内の採用情報ページ(または採用サイト)を閲覧し、応募するかどうかを検討します。

応募への導線をスムーズに

この求職者の行動フローを踏まえると、採用サイト運用の最適解は、以下のようになります。

「Indeedや求人ボックスなどの求人媒体で、クリニックの存在と求人情報を認知させ、興味を持った求職者をスムーズに採用サイトへ誘導し、直接応募を獲得する」

これが、最も効率的かつ効果的な採用サイトの運用方法です。

具体的な運用方法

  1. 求人媒体への積極的な掲載: Indeed、求人ボックス、ジョブメドレーなど、主要な求人媒体に漏れなく掲載し、求職者との接点を最大化します。
  2. 求人媒体から採用サイトへの誘導: 求人媒体の求人情報ページには、採用サイトへのリンクを必ず設置し、興味を持った求職者をスムーズに誘導します。
  3. 採用サイトのコンテンツ充実: 採用サイトでは、クリニックの理念、診療方針、働く環境、福利厚生、スタッフインタビューなど、求職者が知りたい情報を網羅的に提供し、応募意欲を高めます。
  4. 明確な応募動線の設置: 求職者が迷わず応募できるようにします。

採用サイトは、闇雲にSEO対策を行うのではなく、求人媒体との効果的な連携を図ることで、その真価を発揮します。求職者の行動フローを理解し、「認知」から「応募」までの導線を最適化することが、採用成功への最短ルートです。

採用サイト制作ならメディカルリンク

株式会社メディカルリンクは、クリニック特化の採用サイト制作事業を行っており、採用コストを抑え・応募人材の質の向上に繋がるサイト制作が可能です。

メディカルリンクに相談するメリット

  • 豊富な経験と実績
  • クリニック特化のノウハウ
  • 費用対効果の高いサービス

パッケージ型のサイト提供であるため、他院で効果の出ているモデルをそのまま導入可能です。外部サイトとして導入し、クリニック公式ホームページとリンクを繋ぐ事で採用において絶大な効果をもたらします。


採用単価を下げたい、効果的な採用活動を行いたいという方は、ぜひメディカルリンクにご相談ください。ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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サービス説明資料
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  • サービス概要
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この記事の執筆者

ラリホのアバター ラリホ サイト制作ディレクター

株式会社メディカルリンク代表。現役臨床医。医学部卒後はエンジニア兼医師として採用ソリューション事業開発に従事。後に、メディカルリンクを創業。得意領域はサイト開発、競合分析。社内では制作ディレクションを行う。

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