承継開業後のクリニックに自院オリジナル採用サイトを導入｜千年診療所　制作インタビュー

導入前の課題を教えて下さい

自分のクリニックは父の代からの承継開業でスタッフはそのまま在籍という形のスタッフ構成でした。最近の話ですが、看護師が70歳を迎え、「そろそろ引退したい」と相談されました。常勤あるいはパートの看護師を新たに採用しなければとなりましたが、これまで自分で採用活動を行ったことがないので、どういうやり方がいいか分からないというのが正直なところでした。 院長含め4名の小規模なクリニックなので、そこまで採用に予算も掛けられない上、常に求人募集が発生するわけではない実情がありました。いかに費用を抑えて効率的に採用を進められるかが重要だと感じていた。

メディカルリンクの採用特設サイトを導入するに至ったきっかけ

導入に至った経緯

元々、Xでラリホ先生（代表）とやり取りしており、メディカルリンクのサービスは知っていました。 ジョブメドレーやハローワークでも求人を出すことにしたが、 自院の採用サイトにもある程度情報を出しておきたいと考えました。 WordPressで自分で採用ページを作って公開したら問い合わせが来たので、 もう少し内容を充実させた採用サイトが作りたいと思ったのがきっかけです。 そうした中、あかちゃんとこどものクリニックの山崎院長に相談したところ、 「求人媒体を使って採用活動をするなら、自社採用サイトも同時に作って運用したほうが良い。」と背中を押していただいたのが決め手となりました。

制作中に感じた事

大きなクリニックのようにバックオフィス担当者がおらず、自分一人しかいないので制作に時間が掛かりご迷惑をお掛けしました。 メディカルリンクさんと仕事をして感じたことは、良い意味でジェネレーションギャップを感じました。代表医師とは一世代違うので、新しい知見を頂きました。医療やクリニック経営にも通づる事ですが、最先端のことをやっていかないと時代に取り残されると感じていますね。

完成したサイトを見て

大変満足しています。当院のように規模が大きくないところだと採用サイトを構えるほどのコンテンツはないのかもしれないと思うこともありましたが、しっかりと制作頂きました。ページ数も多く、デザインもしっかりしているので若い方やスマートフォンでページを見てくれた方には良い印象を与えられると思います。求人媒体で認知を取って、自社採用サイトでしっかり訴求していきたいです。

これからの展望について

拡大路線ではなく、地域の健康を守っていくことが使命です。父の代から事業承継をしたので、自分が健康である限り、この土地で頑張り続けたいと思っています。 一方、高津区は人口増の傾向にあるため、周囲にはタケノコのように新しいクリニックが出来ています。立地も悪い当院が生き残るためには、とにかく毎日営業することに尽きると思います。他院がやりたがらないことをやり続ける事で地域の信頼を集められるように励んでいます。小手先のマーケティングや広告など小手先の集客手法に頼ることよりも、目の前で困っている患者さんを救い続けることが大事。たまたま来てくれた患者さんが、気に入ってくれれば、リピーターになります。そのためにも、患者さんとの接点を増やすことが大事ですね。 父親から事業継承して3年目であるが、会社でいえばまだまだスタートアップの時期と捉えています。とにかく毎日バッターボックスに立って、フルスイングする。ある意味、一人でもできる状態を作ることが大切という考え方もあります。スタッフがいなくても、自分だけが動ければクリニックは回せる状態を作っています。ですので、採用する際はスキルなど高望みしていません。あくまで、いつも自分一人でやっている仕事を、補助してくれてありがたいと思えば、みんなが居心地良く働けると思います。

採用に困っている先生方へメッセージ

自社採用サイトは早く作った方が良いと思います。簡易なサイトでも作っておくと、少なからず求職者に見てもらえる機会が増えてきます。特にこれから立ち上げるような、新しいクリニックの場合は、初期からクリニックのホームページと同時に採用サイトも作っておくべきです。オープニングスタッフを集めやすくなるはずですし中途採用にも役立ちます。 オープニングスタッフ採用が落ち着いた後も、採用サイトがあれば継続的に求人掲載ができるため、コストをかけずに候補者を集めることができますし、メディカルリンクさんのサービスは多くの開業医にマッチするんじゃないですかね。